interview 2
取材日:2021年8月
A県 デリヘル店店長 K様
業界経験20年以上、店長としても10年近く経験のあるベテラン店長。
はじめに貴店とK様について簡単に教えていただけますか?
K様: 当店はA県及び、隣県に十数店舗構えるグループのデリヘル店です。私は今の店舗も含めますと10年以上店長を続けております。
昨今のコロナ禍において阿修羅が非常に役に立っているとお聞きしておりますが、どういうことでしょうか?
K様:阿修羅は2020年初頭に導入しました。その頃はまだ国内でコロナウィルス感染の報告もなく対岸の火事のような感覚でした。ところが2020年の春ごろになると感染者も増え、緊急事態宣言が発令され、当店でも今までの業務内容の変更を行いました。事務所内のスタッフを減らしたり、スタッフ間の接触を少なくするなどの一般企業でも行われている事をウチでも行いました。その運営方法の変更の肝になるのが『テレワークの導入』ですが、阿修羅がテレワーク化に対応できるような仕様だったお陰でスムーズにテレワークの導入が出来ました。
阿修羅はコロナ禍以前にリリースされたものであり、開発時は昨今における世界情勢を想定していませんでした。それでも阿修羅がコロナ禍において具体的にどう役立てているのでしょうか?
K様:一番大きいのはクラウドでデータを管理していることですね。阿修羅は店外からもアクセスが可能(※セキュリティ対策として逆に店外からアクセス不可にすることも可能)なのでテレワーク化に問題なく落とし込めました。顧客管理システムは店舗運営の心臓になる部分なので、顧客管理システムがすんなりテレワーク化に落とし込めないと業務が成立しません。テレワークだとスタッフ間の情報の共有が、事務所内だけでの業務より難しくなりますが、阿修羅で様々なデータを共有できるので連絡ミスなども少なくて済んでいます。今までは最大4人で事務所内で業務を行っていたのですが、現在は最大で2名で済んでいます。私も自宅で業務を行う日が多いですね。
テレワーク導入で良くなった点や、悪くなった点はありますか?
K様:良くなった点は、通勤のための時間を減らせたということですね。あと、オフィスワークのテレワーク化はコロナ禍が終わった後も時代の流れとして社会に受け入れられていくと思っているのでテレワークを導入できたこと自体が良いことだと思っています。悪くなった点は、スタッフ間のコミュニケーションが取りにくくなったことですかね。今はスタッフ感で常にZOOMを開いて使用していますが、顔を合わせての業務よりも情報の連絡が難しいです。慣れの問題なのかもしれませんが。
阿修羅で気に入っている点がありましたら教えてもらませんか?
K様:テレワークを導入するにあたり、コンパニオンの予約タイムテーブルがリアルタイムで更新される仕様はとても助かりました。以前使っていた顧客管理システムは、他のオペレーターが入力した情報はリロードしないと見れなかったので、もしこの仕様でテレワーク化していたら大変な手間になっていましたし、ミスも頻発していたと思います。タイムテーブルがリアルタイムで反映されるので、予約の重複ミスがありません。これらのミスはスタッフ間で念入りに連絡し合えば防げるかもしれませんが、連絡を必要最小限に抑えるのがテレワークでの業務を円滑に行う鍵だと思っていますので。
最後に今後の阿修羅に期待することなどがありましたら教えてください
K様:コロナ禍を経て、この業界の様々な形態が変わっていくと思います。運営方法だったり、お客様の嗜好やトレンドだったり。そういったものを今後とも積極的に取り入れてほしいですね。
ありがとうございました。